マッサージ師だけどアパート経営のおかげで病気になっても助かった件
私はマッサージの仕事で生計を立ててます。 自分で言うのもなんですが、天職だと思ってます。
お客様に喜んでもらうのも嬉しいですし、マッサージをしてる時間が大好きです。
ただ一つだけ、問題があります。 病気になると収入が途絶えると言う点です。
マッサージの業界は、業務委託というスタイルで働くお店がほとんどです。 そんなことからも、何かあると収入が途絶えることになるのです。
私はマッサージのお店を経営してますが、やはり働けなければお金は入ってきません。
私が行っているそんな時の対策について、ご紹介していきます。
マッサージ師の私が病気になった時のために入ってる保険
実は少し前に、病気になって入院していたことがあります。 もちろん収入は途絶えてましたよ。
保険は一般的な医療保険には加入していました。入院保障で日額10000円が入ってきて、治療費の保証もありました。ただ、がん保険や収入保障の保険には入っていなかったので、保険で最低限の治療費が入ってきたという状況でした。
ただ、保険以外にも働けなくなった時の対策をしていました。
保険だけでは不安ですからね。
働けなくなった時のための私の対策
私は賃貸アパートを持っていました。経営者であったため、若いうちからそれなりに収入があり、なにも使わなかったらただ多額の税金を払うだけになってしまうので、アパート経営をして、将来の保証としていたのです。
実際病気になった時、このアパートのおかげで暮らしていくには十分なお金が入ってきていました。
保険の保証となるとどうしても病気が治ったり、死んでしまうとそこで打ち切りとなってしまうので、アパート経営の形であれば家族に継続的に収入が入ってきてよかったと思っています。
ただ、建物が古くなってくると入居率が下がってきたり、修繕費用がかかってきたりといった問題も出てくるのでそのあたりが課題となっています。
まだまだ修繕はしたことがないので、色々とお金がかかりそうです。
老後の不安は？
ちなみに、老後の不安ももちろんあります。 親が職人でした。
実際職人の家庭を経験すると、年金も様々です。国民年金もあれは厚生年金もある訳で、職人もある程度組合に入っていると、厚生年金に加入できる仕組みがあったようですが、私の家では国民年金でした。
国民年金は普通に入っていても、６万そこそこの支給額となるので、夫婦が一緒に生活していないと途端に困窮する事になります。
住居はあっても、二人で10万そこそこのお金でやりくりするのは、大変なものでしかも父は糖尿病で透析をしている状態にあり、いつ他界するかが解らない状態でした。
生きている限りは年金をもらえますが、亡くなると途端に半額となる訳で、生活が困窮する事が目に見えてます。
このように、厚生年金と違って国民年金は個人事業を中心とした年金であるし、国民年金は老後を一人でも生活できるような仕組みでない事が、老後を迎えてから知る事となる訳です。
いい面とすると、個人事業主には定年がありません。
その分70代でも働こうと思えば、働く事が出来るのも事実ですね。
そういう意味では、年金を貰いながら、生計を立てるという事もあるかもしれませんが、これはあくまで体が健康で、自分になんらかのつてがあるとか、技術が年をとっても問題がないなどの諸条件があってこそで、父のように病気になってしまっている人については、年金そのものを頼るしかありません。
貯金があっても、金利がほとんどつかない状態では、貯金そのものに意味がなくなる。
具体的方策がないまま年を迎え、年金制度で余生を過ごすというのは両親の実例をみても、相当厳しいと思いました。
親を見てきているので、不安がないと言ったら嘘になります。
でも今の自分にできることをしていくしかありません。
収入が多いときには、年末に積極的に年金保険に入ってみたり。 色々対策が必要ですね。
そういえば年金の前払いもできるなんていう話を知ったので、収入が多かった時はそれも試してみたいと思います。
