個人で整体を経営しているので自分で退職金を用意しています
個人で整体院の経営をしています。
街を歩けば整体院に当たる!なんて言われてる時代ですが、うちの周りもそんな状況です。 次から次へと新しいお店がオープンしています。
色々と対策をしてますが、やはり経営は難しいですね。
そんなことからも、自分で退職金も用意しています。
個人で経営されてる方が絶対に入っておくべき、退職金についてご紹介します。
個人事業主には退職金がない!
一般のサラリーマンの場合、定年で仕事を辞める際には退職金がもらえます。企業ごとに金額は違うでしょうが、通常、数百万から数千万というまとまったお金がもらえます。
それに対して個人事業主の場合、仕事を辞めたらそれっきりという場合がほとんどです。
それに年金も国民健康保険なので、もらえる年金がサラリーマンと比べて格段に安くなります。国民年金だけでは生活できないと言われるので、体が動く限り仕事を続ける必要があります。
年金に関しては仕方がないかもしれませんが、退職金に関しては一つ方法があります。
それは小規模企業共済と呼ばれるもので、在職中からそれを掛けておくことで、仕事を辞めるときに退職金としてもらえる制度です。言わば自営業者の退職金制度と言えます。
この小規模企業共済のメリットは税制面で節税になることです。ですから、退職金が用意できるうえに、節税対策にもなるというすぐれものです。
しかも国が後ろ盾になっているという点でも安心感があります。つまり、国が認めた節税制度と言えるわけです。
個人事業主の退職金である小規模共済に入ろう
ですから、個人事業主なら利用しない手はないですね。
ちなみに私は回し者でもなんでもないですよ? 念のためにお伝えしておきます。
しかも、個人事業主の場合、突発的に資金が必要になるケースもありますが、その場合、低利で融資を受けることも可能です。
自分がかけていく金額のうち、かなりの額を融資として借りることができます。
ですから、金融機関に頭を下げて借りに行かなくてもいいわけです。こうした点からも一石三鳥の制度と言えます。
売り上げが結構上がったから、経費として消費しなきゃ。 なんてうれしい悲鳴をあげることもあるでしょう。
そんな時は浮かれて散財せずに、ぜひこの小規模共済について思い出してみてください。
ただし、デメリットももちろんあります。
メリットもあれば、デメリットもあって当然です。
デメリットは、解約したくても解約できないことです。
廃業するときには解約できます。 老後ももちろんです。
なので、お店をやめるときにも退職金がわりに受け取ることができ、しばらく暮らしに困らなくなるという大きなメリットもありますよ。
掛け金は選べます。
確か5千円から7万円だったと思います。 掛け金を減らすこともできますが、減らすと色々と損する部分があるので、できればこれなら用意できるという金額をかけておくことをお勧めします。
私は毎月5万かけてますが、これはまだ周りに競合店舗ができる前にかけてた金額で、今は結構ギリギリです。
生活を脅かす金額では仕方ありませんので、きちんと考えてからするといいと思いますよ。