マッサージセラピスト・整体師の業務形態は？独立？バイト？業務委託？

マッサージセラピスト・整体師の業務形態は？独立？バイト？業務委託？

マッサージセラピスト・整体師と一言で言っても、それぞれ労働形態が異なったりします。

 

社員として働いてる方もいれば、業務委託で働いてる方もいます。

そうかと思えば、アルバイト・パートタイムで働いてる方も。

 

さらには独立起業され一国一城の主になってる方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、それぞれの業務形態についてみていきましょう。

それぞれどのような形でお給料をいただけるのでしょうか？

会社やお店、サロンによって異なるセラピストの業務形態

 

「マッサージのセラピストとして働こう！」

と思った時に、気になるのはやっぱり「業務形態」プラス「お給料」ですよね？

 

どんな形態で働くことができるのか？

サロンによって、会社によって全く異なるからです。

 

いくら気に入ったサロンであったとしても、業務形態が気に入らなければ働くのは難しいですよね。

セラピストの業務形態として、

• 社員
• 業務委託
• アルバイト・パート
• 独立開業

という選択肢があります。

 

それぞれメリット、デメリットがあったりします。

社員の場合

社員になりマッサージセラピスト・整体師として働く場合は、なんと言っても安定してお給料をいただけるというのが大きなメリットでしょう。

 

社員という契約であれば、大抵の場合月給制です。

さらに、保険もきちんとしているはずです。

 

社員以外の場合は、保険は自前で払わなければならないことが多かったりします。

そうなると、保険の部分が結構負担になってしまったり。

 

社員のデメリットは、お店や会社によってですが、月収が決まっていてどんなに頑張ってもプラスアルファがつかなかったりすることでしょう。

契約によっては、インセンティブがプラスされることもあるかもしれませんが、お店によりけりとしか言いようがありません。

 

社員になったらいくら貰えるのか？
そのあたりもきちんと最初に話を聞いておくと良いですね。

 

業務委託の場合

マッサージセラピスト・整体師の業界では、業務委託という形態が非常に多かったりします。

この形態は、雇う側にとっても非常に楽な形態だからです。

この業界では多くのサロンがこの形態をとってるため、働く側も「こんなものかな？」と思ってる形態でもあります。

 

業務委託とは何か？
というと、一言でいうとその会社の中で個人事業主として働くということです。

 

与えられた業務をこなした分だけ報酬をいただける。
つまり、マッサージをした分だけお金をいただけるという契約がこれに当たります。

「完全歩合制」の契約になります。

 

多くの場合、一人お客様の施術をすると料金の○○パーセントが支払われるという契約です。

低い所で３０パーセントほどから、マックスで６０パーセントから７０パーセント程が歩合制の金額でしょう。

 

４０～５０パーセント程が相場のようですね。

 

メリットは、指名のお客様を取れるといくらでも稼げるということです。

デメリットは、お客様がいらっしゃらなければ1円にもならないということですね。

 

お店によっては、「待機保証」と言って一人もお客様がいらっしゃらなくても待機した日は最低保証として5000円を支給するなどという契約があったりもします。

 

アルバイト・パートの場合

アルバイト・パートは、時給でお給料が支払われる形態になります。

１時間８００円から１２００円ほどが相場でしょうか。

 

時給が安く設定されていて、指名料を別にいただけたり、インセンティブという形で条件に応じて時給にプラスされたり。

 

サロンやお店、会社によって大きく異なります。

アルバイトのメリットは、仕事をしたい時間帯に仕事に入れるという点です。
掛け持ちすることもできますし、比較的自由がききます。

 

デメリットといえば、大きな金額を稼ぐには不向きな労働形態だと言わざるを得ません。

 

たくさん稼ぎたいと思うならば、長時間シフトに入る必要があるでしょう。

独立開業する場合

最後に、独立開業する場合について見ていきましょう。

 

独立開業する場合は、完全のその方の手腕によりけりですね。

 

お客様がついてる方であれば、開業後すぐに稼ぐことができるでしょう。

 

集客方法も、稼ぎ方も、サロン経営のノウハウも何もないという方の場合は、それなりに苦労する事になるかもしれません。

とはいえ、うまくいけば年収１０００万円を超えることも可能になります。

独立開業は、もろ刃の剣でもありますね。

メリットは、自分次第で際限なく稼ぐことが可能。
デメリットは、お客様を集客できなければ一円にもならないということ。

 

そして全て自分で行う必要があるのも、独立開業した場合でしょう。

自分に向いてる業務形態を選ぶべし

大切なポイントは、自分に向いている業務形態はどれか？

をきちんと考えることです。

 

「この業務形態が働きやすい。」という形態で働くことで年収も上がっていきます。

 

例えば、一生懸命仕事をするけどどうしても指名が取れない。
という方の場合でしたら、社員として働くか、アルバイトなど時給で働いた方が有利だったり。

 

自分で色々広告を出したり集客をするのが得意。
指名のお客様もつきやすい。

というタイプの方でしたら、独立開業したらうまくいく可能性大です。

 

自分の持ってる特性に応じて業務形態を考えていくことで、マッサージセラピスト・整体師の年収も増えていくでしょう。